2017年9月22日金曜日

764-HERO



久しぶりに音楽の話をします。
Amazon MusicでModest Mouseの関連アーティストとしてレコメンドされたことで知った、764-HERO。すごく好みだ。SUGOKU KONOMIDA.

Up Recordsというレーベルに所属しており、Modest MouseとかBuilt to Spillも所属しているからか、我ながら好みのドンピシャであるのもうなずける。聴いていただければわかると思うが、すこし粗削りでチープなサウンドでいて、それがどこか温かみを感じるローファイらしい演奏と歌声。だけれどもしっかりエモーショナルに聴かせるメロディー。それが心臓からグッとくる。いつかの不器用な青春時代を思い出すような、いつまでも忘れたくないような感じ。

最近は昔ほど音楽をむさぼることはしなくなったような気が我ながらしているけど、なんやかんやふと空いた時間でこうした素敵な音楽に出会うような暮らしができていることはありがたいことだ。こんなのだいたい自己満足で、同じ音楽を好きでいる仲間なんてなかなかいないわけだけど、自己満足ながらにこうして好きな音楽に巡り合えるだけでもうれしいなーと思っている。たまにはライブに行きたくなるけどね。めちゃめちゃ行きたいけどね。いい歳して小恥ずかしいことを申しているようだけど、音楽を聴く動機なんてだいたい青臭くて小恥ずかしいものだ。いいじゃないか。

2017年9月1日金曜日

歯ごたえがないと生きてる心地がしない

職場で頂き物の洋菓子を配っていた時、厚みがありやわらかそうなクッキーやふわふわのフォンダンショコラが並ぶ中で、チョコクランチのようなザクザク感ある見た目のお菓子を選び取りながらある人が言った。

「歯ごたえがないと生きてる心地がしない。」

目にした印象通りに感じる、脳内で振動する轟音と、顎の倦怠感。砕かれた粒のゴツゴツとした触感と、鼻腔に広がる香ばしさ。確かに、歯ごたえは五感を刺激するのだ。

と、勝手に思ったりもしたのだが、本人がどこまで本気でこの台詞を吐いたのかはわからない。人生を表すかのような深い言葉にも聞こえるし、単なる軽口にも聞こえるし。いずれにせよ自分の中ではこの言葉の軽妙さがかなり印象深くて、勝手に自分の座右の銘にしようかと思ったくらい。

歯ごたえに近い話でいくと、この名台詞が最高で落ち込んだ時いつも思い出している。

人生は一回きりだ。お前のやりたいようにやれ。邪魔する奴には噛みついてやれ。じゃがりこで顎を鍛えろ。 
じゃがりこは「全裸で踊ってしまう」うまさ Amazonのカスタマーレビューがかっこ良すぎると話題に - ねとらぼ 

歯ごたえは人生。