2016年3月21日月曜日

今週の料理(0321)

春だから散歩をする。

まあ別に春じゃなくてもするのだが、
今回の散歩は、近所だけど今までちゃんと歩いたことなかった街を歩いてみた。
何やらそこは文化的な匂いがした。(笑ってくれ)

散歩ついでに、久しぶりにカメラを取り出して少し写真を撮った。
なんとなく何か撮るかもと思ってカバンに入れてはいるのだけど、
結局一度も取り出すことないまま、ただの荷物と化していることが最近多かったカメラ。
ようやく本来の役割を全うできた我がカメラ、よかったね。
カメラを使うことに対して、何らかたまっていたフラストレーションが解消されたようです。


そうこうしているうちに連休終わるなーと思いながら、作り置くほど作ってないけど作った料理。

・大根と鶏肉の煮物
・ザワークラウトっぽいやつ


煮物は我ながらとてもおいしくできた。
あと料理というほどのものではないのだけど、
辛子明太子に刻みのりとネギとゴマをちらしたやつ作ったのですが、これもとてもおいしい。
よく行く居酒屋のメニューを真似たもので、
酒のつまみにも良いし、ごはんのお供にも良い。いくらでも白米食べられる。


辛子明太子と一緒に今週もがんばろううううおおおおお

2016年3月20日日曜日

身構え過ぎずに春を迎える

春めいてきた。

新生活を迎える学生や社会人がそわそわとフレッシュな空気を漂わせている、
そんな春の雰囲気がけっこうすきで、去年もそんなことをブログに書いていた

春は人間観察が楽しい。
だいたいいつも自分の人生に必死な日々を送りがちなのだけど、
この季節ばかりは知らない他人が来たる春を前にして
浮き立ったり不安気だったり、けだるそうにしている様子を眺めては、
おうおうがんばれよ、と勝手に応援したい気持ちになる。


個人的には、春にありがちな入学・卒業・入社・転勤・退職みたいな節目は無く、
今までと同様の環境で新しい年度を迎える予定ではあるが、ちょっと昔のことを思い出してみる。

高校卒業と大学入学を控えていた頃、クラスメイトたちは急にmixiを始めていた。
へ〜なぜ今になって?と疑問に思いつつも、その時はあまり気に留めなかった。
これはあとでわかったことだけど、大学入学を控えた全国の高校生たちは
mixi上で同大学に入学予定の者同士つながっておき、
入学式当日にはmixi上で作っていた友達グループと待ち合わせをして、
晴れの入学式を迎えていたようなのだ。

っていう話を、大学入学式の当日に
たまたま一緒に某サークルの勧誘を受けることになった女子2人組から聞いて知った。

へえええ、今どき(当時2008年)の大学1年生って、
もはや入学式で周りが知らない人ばかりの心細さや、
偶然隣に居合わせた気が合うかもよくわからない人を賭け的にターゲットに決め、
この瞬間に学生生活の一生を棒に振るかもしれないリスクへの恐れを振り切りながら
こいつは良いやつに決まってる!と自分を鼓舞していざ声をかける、
という緊張感を味わうことなく、
mixiというツールを使うことで、事前にお互いのプロフィール情報を得て、
気が合いそうな人に目をつけ事前に入学式で待ち合わせをする約束を取り付けておき、
当日は孤独になることなく安心して入学式を迎えられるよう、綿密に布石を打つものなのか。
と、恐れおののいた記憶がございます。

何も考えずに一人ふら~と入学式を迎えた自分がすごく世間知らずな感じがしたものだ。
とはいえ私の場合、賭けに出て最初に話しかけた人がその後の最強の相棒となり、
おかげさまで我ながら充実した大学生活を送ることのできた勝者だと思っているので、
布石を打とうがどうしようが、今となってはもうどうでもいい。
完全に結果論に過ぎないのだけれど。


最近の大学生、というかもはや高校生とかでも、
事前に何かしらSNSでつながっておいて入学式を迎えるというのは、
もはや当たり前のことなのかもしれない。
時代だな~とか思いながら、袴姿でセルフィーを撮る女子大生をボーッと眺めた。


しかし、無為に他人の人生を眺めてばかりいる場合ではない。
せっかく春らしい穏やかな気候の連休なのだから、昼からのんびりと街歩きを堪能するべきだ。
ボーッとしてるとまた忙しない日々が始まってしまうぞ。気をつけろ。

2016年3月13日日曜日

Caspian



たまたま、インターネット上でCaspianのLIVE行ってきたっていう書き込みを見て、
Caspianとは?となんとなく興味を抱き、YouTubeで検索して再生してみた動画がこちら。
すさまじく鳥肌を立てた。なんと美しい。

Caspianは、アメリカのマサチューセッツ州出身のポストロックバンド。
轟音を響かせるインストゥルメンタル・ロックが特徴的。
優しく切なげでありつつ、重厚感があり爆発的な展開があって、
電車の中でイヤホンで聴いていたのだけど、鳥肌が止まらなかった。

ここ最近はすこしインストとかポストロックから遠ざかっていたけど、
また聴きたい気分になってきた。

今週の料理(0313)

春はまだか。

玄関を出て傘を差して改札抜け電車に揺られ揺られ揺られ揺られ
みたいな日々を過ごして、特に何かをどう、ということもなく平々凡々たる存在を極めている。
すごい人になりたかったいつかの4月、なれなかった4月、でも新生活が楽しみな3月現在。

キッチンが広くなったら、もっとすごい人になれるかな!!!!!!
そんな夢を描きながら、今週作ったもの。

・タコのラタトゥイユ
・鶏肉と豆苗のクミンソテー
・ごぼうとひき肉オイスター炒め
・ズッキーニとエリンギの炒め煮

目指すは男子ごはん。
キッチンが広くなったら調理中のここぞという時に心置きなく「SP!!!!※」ってポーズ決めたい。

※料理番組「男子ごはん」では、料理研究家の栗原心平氏が料理のコツ(=シンペイズ・ポイント、略してSP)を述べるお馴染みのシーンがございます

2016年3月7日月曜日

イヤホンを装着して無敵になる

最近の楽しみと言えば、通勤電車の中で音楽を聴くことだ。

以前からずっとしてることなのですが、最近は特に楽しいと感じる。
カバンからiPodを取り出して、もしくはiPhoneでPrime Musicを起動して、
去年がんばって購入したSHUREのイヤホンを耳にかけ、
サラリーマンやOL、学生、外国人旅行者、おじいちゃんおばあちゃんが乗り込む電車の中、
気持ち大きめの音量で、最近掘り出してきたお気に入りの音楽を流す。

その瞬間だけは、頭の中で渦巻いていたものや周囲の喧騒はパッと消えて無くなり、
この世から自分が切り離された状態になる。
受ける刺激は耳から入る音楽だけ。
感覚的にマリオの無敵モードみたいになる。
まあ、言ってしまえばただの現実逃避みたいなものだけど。

そんな無敵モードの時間を楽しみに、毎日なんとか生きている感じだ。
最近は特に、たまたますごく好みの音楽を発見して、テンションが上がっているというのもある。

あと、これは今に限った話ではないのだけど、
誰しも生きていれば何かしら良いこと悪いこと様々あるわけで、
その出来事や感情をひとつひとつ真に受けたり一喜一憂していると、ふと気が遠くなることがある。
あーこんな喜怒哀楽が生きているうちはずっと続くんだなーって。
それ自体、決して悪いことじゃないし嫌というわけではなくて、
むしろ喜怒哀楽が無い人生なんて退屈で仕方ないだろうと思っているのだけど、
でもたまに、それが途方もなくだるいように感じることがある。
目の前の物事に一喜一憂するのは、けっこうなエネルギーを使うので。

だからこそ、たまに音楽を聴くことで無敵モードの時間を作り、
外から受ける刺激を極力減らすというガス抜きをしている。
健全な状態で生きていくための適度な現実逃避、生活の知恵。正当化か。


ごちゃごちゃ言いましたが、最近はひたすらこちらを聴いている。

2016年3月6日日曜日

ガレージとローファイ



音楽のジャンルがよくわからない。

ざっくりロックと言ったとしても、パンクとかメタルとか、ハードコアとかオルタナティブとか
いろいろと派生したジャンルが大量に存在している。
絶妙な特徴を捉え分類した各音楽ジャンルの意味を何となくの感覚で認識して、
この音楽はこのジャンルだ、と言ってみたところでそれが正しいのかまったく自信はない。
さらに聴く人によっては、そのジャンルの定義や捉え方が異なったりするから、
各々の思想に忠実な音楽好き同士が集ったものなら、途方もない論争が生まれそうだ。

ジャンルなんてなんでもいいよ!そんなことよりBBQしようぜ!!


さて。いわゆるガレージロックというのか、なんかそういう系統の音楽が最近の気分である。
ガレージロックとは、ロックスターにインスピレーションを受けたアマチュアバンドが
チープな機材を使ってガレージ(車庫)でやってるような音楽のことを指すようだ。たぶん。

ガレージロック - Wikipedia

中でも今回注目してみるのが、JEFF the Brotherhood。
兄弟でやってるツーピースバンド。兄Jakeがギター、弟Jaminがドラム。
シンプルな構成だけど、サウンドの重厚感がすごい。
腹の中で響くようなロックサウンドが心地よい。

日本語の情報ソースがなかなか見つからず、
日本でJEFF the Brotherhoodがどう認識されているのかがわからないのだけど、
ワーナーミュージック・ジャパンにはプロフィールが載っていた。
そこの言葉をお借りして、彼らを一言で表すと、
最小・最強の自家発電系ガレージ・パンク
まさに、そんな感じだ。
ガレージでローファイな音を鳴らしているって感じだ。

ちなみに、JEFF the BrotherhoodのWebサイトはTumblrで作られているようで、
昨年12月には鈴木雅之の「別れの街」のYouTube動画を投稿してたりする。

なぜだ。