2015年3月28日土曜日

INTERNET CULTURE01

気になっていることがある。

▲メールで文章を書くときに、「、」「。」ではなく「,」「.」を使う人がいるのですが、あれは何か意味があるのか?クセなのか、間違えちゃったのか、自己表現の一種なのか?

▲Twitterとか何かしらのSNSでの発言の中で、iPhoneの絵文字を5~6個くらいずらっと並べて使ってる人をよく見かけるのですが、あれも流行ってるのか?一見、無作為に並べられただけで意味を成してないように感じるけれど、あれは一種のアートなのか?

▲Instagramでコメントとは別に、複数のハッシュタグを使って所感みたいなものを表明してる人も見かけるようになったのだけど、ハッシュタグってそういう使い方ありなのか?本来のハッシュタグの意味を成してないのではなかろうか?


以下、参考資料。



奥深きインターネットカルチャー。本日は以上です。


かしこ。

2015年3月22日日曜日

週末はずっと台所に立っている

できればパクチーが安く買える街に住みたい。


豚バラ肉のグリル焼き、ベトナム風。 
ナンプラーをベースにした漬けダレで一晩寝かせてから焼くだけ。 
こちらのレシピを参考にした。


我ながら驚くほど美味しかったので、今度実家に帰ったら家族に振る舞いたいと思う。



何かとナンプラーに頼りがち。これだけでそれっぽい味になるゆえ。
あとアジアンテイストなデザインが好みである。

とりあえずベトナムか台湾に行きたい。


かしこ。

なんだか春めいてきた

三度の飯より夏がすきなのだけど、3月末~4月頃の春もけっこうすきだったりする。


というのも、この時期上京したばかりのような人たちが、
Loftや無印良品やデパート各所をうろうろしながら、
新しい生活用品やオシャレなカバンや洋服を
ごそっと購入している様子を眺めるのが楽しいからだ。

あと、大学1年生のような子たちが、
初めてあてたようなくるんとしたパーマと、
明るく染めたカラーが初々しい髪の毛を春風になびかせながら、
一張羅の恰好をして大学に通う姿を横目に、
桜散る道を自転車でかっ飛ばすのが楽しいからだ。

こういう新生活のスタートを楽しみに、あるいは不安そうに切り始めている人たちを見ていると、
自分も何となくソワソワとした新鮮な気持ちになるし、昔の自分を思い出すようで懐かしくもある。
あと上着を着ていると少し暑いし空はカラッと晴れているし、
今こそ外でビール飲むべきなのでは?とソワソワしてくる。


と、いろんな意味でソワソワしながら乗り込んだ電車の中でのお話です。
方言抜けきらず(たぶん抜かそうともしていない)、ちょっと垢抜けない様子の若者2人組が、
訝しげに外のホームの様子を眺めて話していた。

「ほら見てみ、みんな『わいは東京人や』って顔して歩いとる、
東京は『わいは東京人や』って顔した人ばっかりでどうかしとるな」

気取った連中ばかりだ、これだから東京ってところは・・・
という居心地の悪さと憧れが入り混じった複雑な感情故の発言なのだろう。
自分にもかつてそんな感情があったような気がして、これまたノスタルジックになったり、
すこし微笑ましく思ったりした。


東京は基本的に(自分も含めて)地方出身者が多い場所だから、
誰しもが少なからずこの「東京の異様さ」を感じたことがあると思う。
しかし驚異の適応能力を発揮して、自己実現への欲望と情熱を燃やしているうちに、
気づいたら自分自身も『わいは東京人や』という顔をして、
「東京の異様さ」を構成する一要素になってしまうものだから、おもしろい。


思えば7年ほど東京で暮らしていることになる。
自分も立派に『わいは東京人や』という顔をしているのだと思うと、我ながらウザさがあるな。
地元がいちばん、田舎こそ我がアイデンティティ、とか言ってたくせに、
今じゃ「吉祥寺の無印良品とテレビ東京さいこう!」とか言ってるので、
ミーハーなところがあるのは否めない。むしろ基本がミーハーだ。
このへんはもはや仕方ないと思って気にしないことにしている。


ひとまず今年は特に環境も変わらず、去年と同じように春を迎えるわけだけど、
いつかまた自分にも新しい環境に飛び込まなきゃいけない時期は来るだろう。
基本的におもしろそうな方にフラフラ流れていくミーハー人間なので、
もしそんな春が来た暁には、新しい環境を前に異常に張り切ったり、
気取った連中をこっそり皮肉るなどして忙しくした後、
やっぱりこっちのローカルラジオ最高!とか言って、
何かしらドヤ顔できたらいいな、と思っている。


今のところ引き続き『わいは東京人や』状態なので、
4月から東京暮らしをスタートする若者たちの浮足立つ様子を見ながら
街歩きをするのがとても楽しみである。

かしこ。

2015年3月21日土曜日

ZUCCaの話

昔のブログを読み返していた。高校3年~大学頃のもの。

新しい人間関係築かなきゃいけないのが億劫、という理由でずっと塾というものには通いたくなくて、DMの漫画がおもしろいことで有名な進研ゼミ一本で大学受験に挑んだ頃に始まり、晴れて志望校に合格して東京一人暮らしをスタートしてからの日々が綴られていた。読んでみた感想は、意外とちゃんと自炊してたんだな、というのと、好きなものも全然変わってないな、というもの。

ZUCCaというファッションブランドが昔から好きだった。そのことがブログにも何度か書いてあって、あーこの頃から好きだったっけ、と懐かしい気持ちになった。


ZUCCaとの出会いは大学受験期間中。新宿を拠点に2週間ほど東京に滞在していたんだけど、当時新宿の小田急百貨店にZUCCaがありまして(たぶん今はもう無い)。試験の合間に、たまたま立ち寄ったZUUCaで目にした、どシンプルな長財布に心奪われた私は、「合格したらこの財布を買って、おしゃれ東京生活はじめるんだ」と心に決めていた。
そして本命大学の試験の日、前日に謎の腹痛と吐き気に見舞われホテルのトイレで失神するなどしつつも、なんとか無事に最後の試験を終えた。試験後に大学まで迎えに来てくれた母と一緒に、雨で冷えた体を温めようと入った近くのモスバーガーは、お腹を空かせた大学帰り、ZUCCaの長財布片手によく通う場所となった。


慌ただしく始まった東京一人暮らし、そして大学生活。新しい人間関係を築くのが億劫な自分が、誰一人知り合いがいない中でどうにか友人を作り、それなりに愉快に楽しく大学生活を送っていたのは奇跡的だし、単純に運が良かったなと思っている。

そんな大学時代から今もずっとつけている指輪がある。これもZUCCaのものだ。かつて大切な人にもらった、とかいう素敵なエピソードは全くなく、普通に自分で買ったのだけど。
ZUCCaのロゴが刻まれた、少しゴツい見た目のこの指輪を買ったのは、新しい生活環境に少なからずストレスを感じていた大学入学当初。始めたばかりのバイトでは、これまで関わったことのないタイプの、強面でイケイケの店員に怒られるばかりで、毎日吐きそうだった。受験中とまではいかないが、わりと鬱々としていた時だったので、なんとか自分を奮い立たせるべく、近所の東急にあるZUCCaを冷やかしに行った時、わりと手ごろな値段で指輪が売っていた。買わない理由はなかった。


以来、毎日ずっと身につけている。あなたといえばこの指輪だね、と言われるくらいに、一心同体と化している。夏は毎度、指輪焼けができた。でもはずさないから気にしなかった。自分で言うのもなんだが、「かっこいい指輪だね」と、褒められたことも多々あったんだぞ。
どうでもいい話なのだけど、昔かの有名少女漫画NANAを8巻くらいまで読んだことがあって。その1巻目で、確か主人公の奈々が初めてナナと出会った時、ナナがつけていたVivienne Westwoodの指輪を見て、「年季が入っててかっこいいなー」とか言うシーンがあった。自分のボロボロのZUCCaの指輪もそんな感じに見えたのかも、と謎の満足感に浸ったりしたもしていた。懐かしい。


そんな感じで、大学時代は大した経験も才能も無いくせに、変に背伸びしたりお洒落ぶったり、月並みにウェイウェイ調子乗ったりしてたわけですが、自分では月並みはイヤだと思っていたから、大学の卒業式は袴を着たくなくて、ZUCCaのワンピースを着ていった。入学前に買った長財布と同じ、真っ黒いやつを。そして入社前には、新しくCABANE de ZUCCaの時計を買って、毎日つけていた(使い込み過ぎたので、今は少し休ませている)。


という具合でここ7年間は、毎日何かしらZUCCaがある生活を送っている。7年前から今でもよく身につけているのはボロボロの指輪。特別なセンスや才能や経験がなくても、長い間変わらず好きなものがあるというのはちょっとした自信になるし。身につけると元気になれるものがある、というのは良いものだ。これは完全な自己満足でしかないのだけど。



「中学生男子みたいな財布ですね」とか、「ゴツい指輪だな」とか、「もっとカラフルな恰好したらいいのに」とか言われたこともあるけど、まあそれが全部っていうわけじゃないから、どうかお見逃しください。


以上、好きなものの話でした。

かしこ。

2015年3月8日日曜日

名前も知らないBGM


気温が15度を超えたあたりで夏の気配を感じ始める。

気が早いですが、夏に思いを馳せると気分が高まるので、
アップテンポなBGMが耳に入ると、いつもより余分に反応しがちなのですが、
それが何の曲なのかわからなくてもどかしい。

名前も知らないその音楽が、流れる一瞬の間だけ心奪われる感じもまた、
ひと夏のなんちゃら的なセンチメンタルな感じがするようなしないような。

ということで、今ではもはや知る術もない、
あの店のBGMで流れていたあの曲なんだったんだシリーズやります。


●OSHMAN'Sのサーフ・ミュージック

このジャンルあまり詳しくないんだけど、Jack Johnsonくらいしか知らない。
いよいよカラフルなアウトドアグッズが並び始め、夏の気配を後押しするOSHMAN'S。
店内で流れていた、夏の海辺で聴きたくなる系のあの曲、なんだったんだ。

●WESTERNのUSロック

吉祥寺の老舗ジーンズ店です。ハリウッドランチマーケットも商品も扱う。
穏やかで味わいのあるおじさま店員さんが丁寧な接客をしてくれる店内で、
MADE IN USAとMADE IN JAPANの丈夫な素材のように、
しっかりとした丈夫そうな音を鳴らすあのロックバンドの曲は、なんだったんだ。

●CHICAGOのハードコア・パンク

我らが王道の古着屋CHICAGO。
期待を裏切らないネルシャツとかLevi'sとかカーディガンなどの品ぞろえ。
そして期待を裏切らないハードコアなパンクロックが大音量で流れているんだけど、
あのやんちゃなギターサウンドかきならすあの曲、なんだったんだ。



なんだこれは、我ながらすごく不毛なテーマのブログだ。

結局何の曲だったのかはわからないけど、
名前も知らない音楽に、ふとした夏と高揚を感じた気持ちだけは
書き残したっていいじゃないか。これはただのブログだし。


そして今ふと思い出した夏っぽい曲といえば、これがすごく懐かしい。


あと、いつか自分の店とかラジオ番組持つことになったら、
流したい曲のリスト作ってニヤニヤするやつ、楽しいです。


かしこ。