2014年9月15日月曜日

『きっと、うまくいく』という映画がとてもよかった




普段、映画ってほとんど見ないんです。
でもこの間、『きっと、うまくいく』というインド映画を見ました。DVDで。
それがとても良かったので、ただの感想を書いてみようと思います。


良すぎてうまく言えません。

すごくよかった。とにかく本当によかった。それだけ。
友情、家族、学校、就職、社会、恋愛、お金、信仰、夢、哲学
生きていると誰もが思い悩むようなテーマがぎゅっと詰まっていて、
詰まっているんだけど、くどくなく、重すぎず、かといって軽くて単純でもなく。

えらいコミカルなミュージカル調のストーリー展開も嫌みなく、
3時間弱の長編のわりに、すっと見終わってしまう。
アホっぽくて笑えるけど感心したり、感動して泣いて、最後は笑う。
大満足の傑作でした。今まで見た映画の中でもいちばんよかったかも。

型破りな自由人は、ベタだけどいつの時代もヒーロー

学校とか会社とか社会とか世間体とか、
何か大きな枠組みやルールに対して、「変だなあ」「嫌だなあ」「うまくいかないなあ」と悩んだり、
反抗心を抱えたりしつつ、何もできずうまい立ち回り方もわからず、
不器用に悶々とただ生きている。

っていうこと、誰しも少なからず経験があるのではないかと思いますが、
そういうある意味普遍的な感覚に対して、型破りな自由人の主人公ランチョーは、
「すべて、うまくいく」という合言葉と共に、それぞれの友人にとってより良い生き方を提示してくれる。

型破りな自由人、って、めちゃめちゃベタだけど、裏切らない。やっぱりヒーローだった。



劇中歌のこちらも、ぐっときます。ベタだけど、ぐっと。


もしまた映画を見たりなんかした暁には、
こうしてどうでもいい感想でも書こうかしらね。
いつになるんだろう。(本当に普段、まったく映画を見ないもので)

かしこ。