2016年10月10日月曜日

カリフォルニアボーイズ vs. ロンドンガールズ

たまたま見つけた、良い感じのロックバンド二つ。


一つ目、PARTYBABY。カリフォルニア出身のやんちゃなインディーロックバンド、とindienativeで紹介されてたからそのまま書いた。ボーカルの声が高いから女性のようにも聞こえるけど、これまたやんちゃそうな男性ボーカルが歌っているよう。やんちゃなパンクロックサウンドの一方で、どこか切なげで青春臭いメロディーが後を引く。


二つ目、The Big Moon。ロンドン出身のガールズロックバンド。元々はThe Moonだったのが、改名してThe Big Moonになったそう。かわいくておしゃれなロンドンガールが、すこし低めのハスキーボイスと共に、気だるげに元気よくロックサウンドをかき鳴らすのがかっこいい。女の子らしさの中にある荒々しさや無茶苦茶な感じがまた後を引く。

indienativeというメディア、お世話になってます。

参考

看板建築とペルソナに思いを馳せる

いつもより少しだけ遠出をして、いつものように散歩をした。
今回は月島~東銀座あたりを歩いた。

東京の下町は良い。昭和の時代に多く建設された様式だと聞いたことがある看板建築がたくさん残っていて、非常に興奮いたしました。ちなみに上の写真はただ看板を掲げただけの建物なので看板建築ではない。でもこれはこれで、どストレートなメッセージとたまたま通りすがったご婦人のコンビネーションが最高で興奮いたしました。

看板建築(かんばんけんちく、英: Billboard architecture[1])とは、鉄筋コンクリート造で建てるだけの資力がない中小規模クラスの商店によって関東大震災後に数多く建設された、かつての伝統的な町屋に代わる洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居である。
看板建築 - Wikipedia

話は全然変わりますが、最近はもっぱらペルソナ5をして楽しむ週末を過ごしている。東京が舞台なので、ゲーム中は見聞きしたことがある東京の情景が登場する。そして東京の地下鉄がメメントス(ダンジョン)に見えてくるので重症だ。あとペルソナは噂に聞いていた通り、音楽がかっこよくて、サントラを手に入れてiPodに取り込んでそれを聴きながら地下鉄に乗ったものならば、さらにあの世界にのめりこんでしまいそうだな、なんてことを月島へ行く途中で地下鉄に乗りながら思った。どうでもいい話です。

現実世界でもゲーム(ペルソナ5)の中でも、東京の街を味わう生活はしばらく続きそうだ。

2016年10月2日日曜日

歩いた

10月2日、晴れ、最高気温27度。
これが今年最後の夏日だったのではないだろうか。
もうしばらくは夏らしい気候を味わえないのかなと思うと少し切ないながらも、この絶好のTシャツ日和は近所を散歩した。ちなみに上の写真は今回の散歩とはなんら関係はない。

東京という場所の住宅街は、限られた土地の中でいっさいの隙間をも無駄にせず、なんとも器用に家々が並べられてきちんと納まっているからすごいなと思う。デザインが個性的な新しい家もありつつ、昔からそこにあっただろう貫録を振りまいている年季の入ったアパートもある。こういうアパートの名前がまたノスタルジックなセンスを醸し出していて、タイポグラフィも渋くてかっこいい。
ちょっとした商店街に出れば、パイプ椅子が雑に並べられたような中華料理屋があったり、やってるのかやっていないのかよくわからないクリーニング屋とか、ガタガタと音を鳴らすアンニュイなコインランドリーなどがあって、これもまた趣深い。

東京という場所は、大きな商業施設や話題の飲食店、広い公園やアミューズメント施設などがたくさん充実しているけど、特に何があるというわけでもないふつうの住宅街みたいなところでも十分散歩を堪能できる。狭くて人が多い街だからこそ、すこし歩けばすぐに風景が変わり人々の生き生きとした生活文化が垣間見れるし、30分もあれば一駅隣まで歩けてしまう。そうして隣駅に行けば、また違った街の風景が広がっているから、楽しくてこのままどこまでも歩いていけそうな気持ちになる。

どこまでも歩いていけると思いつつ、さすがにどこまでも歩いていくことはできなくて歩き疲れたりするので、帰りは電車に乗ったりするのだけど。電車も数分置きにちゃんと来るから、すごいよな、東京。安心してまた散歩に行こうと思う。