ちゃんと確かな知識を蓄えようと思いました。
つまりは、単純に勉強不足なので勉強しようというお話です。
とその前に、これまでの自分とインターネットの認識を振り返ることにしました。
前フリです。長いです。いつも通り自己満足です。
●私にとっての身近だった「インターネット」
サイト運営当時から使ってるアイコン。
そもそも、私がインターネットにハマりだしたのは、中学生~高校生の頃だったかと思います。
趣味でホームページとか作ってました。
最初はホームページビルダーを使って、
徐々にその機能じゃ物足りなくて、HTMLとかCSSを触ってみたり。
でも、いまだにその辺のちゃんとした意味は理解してません。
フィーリングと勢いと自己満足の塊のようなホームページを
十数個ほど形だけはつくったものの、
結局、ちゃんとFFFTPとか使って公開したのはひとつだけ。
忍者ツールズとかでアクセス解析するのね。
リピーターがこんなに!とかわくわくしてた。
あとWeb拍手!今で言う「いいね」みたいなものなのかな。
コメント残すよりも気軽にサイトを褒めることができるので良いです。
拍手してもらうと地味に、いや結構うれしいんです。
拍手してくれた後に表示される画像とかも、
自分でポップなイラスト描いて、Thanks!とか言ってみたりね。懐かしいなあ。
内容としては自分で作ったアイコンとか背景画像などの素材を配布したり、
趣味の写真や絵などを載せたりしてました。
あの当時は「auto」とか「あしあと」とか呼ばれる、掲示板の簡易版みたいなものを設置して
いろんなサイトとつながったり、ちょっとした交流をたのしんでました。
素材使うときはメッセージのこしてね!とか、
素敵なサイトですね、あしあとぺたり、とか。
若かりし頃のインターネットの楽しみ方が、それでした。うおー
●手軽になった「インターネット」
「なにやらブログとかいうのが流行っているようだ。」
ブログとの出会い。
よくわからんけど初めて見るか、と、
すきだったサイトさんが使っていたJUGEMで、私もブログデビュー。
なんかかわいいテンプレートいろいろあるし、
HTMLだFFFTPだとか言わずに、簡単に自分のホームページが持てる!という感動。
日記はブログで書くようになり、
その後完全に発信の場をブログに移行させました。
ずっとJUGEMユーザーだったんだけど、
テンプレートは自分でHTMLやCSSをいじることもできたので、
ヘッダーやサイドバーとか、フリーページをアレンジして
ホームページみたいに運営していきました。
ブログに置くコンテンツも、完全オリジナルのものから、
別のWebサービス使って便利に簡単に作れるものにしていった。
ブクログとかflickr、last.fmが流行りだして、
だんだんTwitterとかtumblrなんかが主流になってきたのです。
あ、Twitterとかが流行る前はたぶん、最近ちょっと話題になってるalfooが主流だった。
携帯からメールで日記を投稿できて、なかなか画期的。
その場で思ったことを、愚痴でもなんでも垂れ流すように投稿していた。
本当に数分置きとかで投稿する人も多かったし、
「リアタイ」とか「@docomo」とか、おしゃれな人は「murmur」とかつって
乙女な感情を垂れ流していたものです。
alfooについては、下記に詳しくまとめられています。
『Alfooって知ってる? フォト日記サービスのデータ破損で数年間に渡る想い出が消えそうで泣く女子たち』
http://matome.naver.jp/odai/2133707275977841601
私が生き生きしていたのは、いわゆるWeb2.0的なところで、
今じゃ死後みたいに言われているけど、そこに何より楽しみを感じていたりしたかもしれない。
それはたぶん、今でも。
●SNSに戸惑い怖くなった「インターネット」
だんだんTwitterとかmixiとかが周りで流行りだして、
私のインターネットの楽しみ方への戸惑いが始まりました。
今までは、何か情報やコンテンツを発信する場合にも、
反応があろうがなかろうが、誰かと交流が生まれようがなかろうが、
それが可視化されることはなかったし、(友達の数とかフォロワーみたいに)
特にそこだけに注目する義務があまりなかったように思います。
そういうわかりやすい指標よりも、
実際のコンテンツの豊かさとか、
気ままでゆったりした偶然のつながりを
じっくり味わえるってことに、何より価値を感じる傾向がありました。
インターネットのどこに楽しみを感じるか、
なにをもって良質なコンテンツ、つながり、と言うのか。
特に決まったルールもなく、それぞれの価値基準でそれぞれが楽しめたのかなと思います。
けれど、いろんなSNSとかWebサービスが普及していくことで、
各々が持つ「ホームページ」のようなものに、それほど差異が無くなった。
みんな同じように簡単にかっこよくコンテンツが作れる。
だからどこが重視されるかというと、
どれだけ多くの人の反応や、人とのつながりがあるか、
というわかりやすい数字に目が行きやすくなった。気がします。
そこに私は無言の圧力みたいなものを感じてしまって、
友達やコメントの数でインターネット上での自分の価値を一括で判断されるような気がして
そういうのが何か嫌で、
もっと自分は自分で自由に気ままに楽しみたいのに、
最近のインターネットはそれを良しとはしてくれそうにない…
だからといって無理に人とのつながりを作りたくないし、
人とのつながりのためにコンテンツを作るのも、
他人の顔色を伺ってモノを作るみたいで嫌だったから、
当時みんなやってたmixiも、やらなかった。
こっそりこっそり、今では闇となったインターネットの隅っこで
細々と過ごしていました。
でも、当然SNSを楽しめている人のことはうらやましかったです。
たのしそうだなーって思ったけど、自分にゃ重労働だと思って、
食わず嫌いをしばらく続けていました。
●いろいろあるけどやっぱり好きな「インターネット」
とはいえ、さすがにSNSを使うようになった私でございます。
下記のような本にちょっと救われながら。
『ゆるく、自由に、そして有意義に──ストレスフリー ツイッター術 渡辺 由佳里』
http://www.amazon.co.jp/dp/4255005532
友達の数とか、もともとの現実的な自分のステータスをベースとしてのインターネットは
すこし息苦しい気持ちがしてしまうのはあったりしますが、
でもだいぶ、以前よりは苦手意識が軽減されたかなと思います。
というか、もうここは好みの問題かもしれないと最近は考えています。
SNSが良い悪いとか、オープンかクローズドかとかなんちゃら、って言うより、
単に私がこういう性格で、SNSにはこういう意識を持っていて、というだけの話なので。
なのでズバリな議論は到底私にはできまへんが、
でも概して、インターネットにもおもしろい可能性はいっぱいあるなあというのは
正直な気持ちとして確かにあります。それはソーシャルメディアに対しても。
けれどやっぱり、ここは主観的な話になりますが
新しいソーシャルメディアとかのところもおもしろいけれど、
私がさらに気になるおもしろさは、
昔ながらの、個々の自由な情報発信を通じて不特定多数とつながる、というところ。
『今どき、Web2.0の話ですけど: ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)』
http://mb101bold.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/web20-5019.html
まさにこれ。Web2.0について。
ここ、お得意の「わかったつもりの知識」なので(笑)
今のこの認識も、かなりズレていたりするかもしれないのですが…
これからWeb2.0のことをきちんと勉強してみようと思っています。
きっと今あるインターネットのベースとなったところだから、
きちんと理解しておく必要はあるのかな、と。
『Web屋の本 ~ Web2.0,ビジネスサイト2.0,Web屋2.0 (Web Site Expert Books) 中野 宗』
http://www.amazon.co.jp/dp/4774128147
『オンライン・マーケティング-ネット広告-HANDBOOK-大山-忍』
http://www.amazon.co.jp/dp/4798110868
社内にある、こちらの本をまず読んでみようかと。
というか、普通に、仕事をしていく上でこのあたりの知識がきちんと備わっていないと
到底一人前にはなれん!と、入社1ヵ月を過ぎまして、ひしひしと感じるので…
本当どうしようもなく中途半端な自分の尻を叩いて、精進して参ります!!!
かしこ。