2017年10月31日火曜日

This Town Needs Guns



オックスフォード出身のバンドTTNG(This Town Needs Guns)。ポストロックとかマスロックというジャンルになるようだ。例によって音楽のジャンルっていうのはよくわからないのだけど、toeとか好きな人はたぶん好きなはず、という意味では確かにそうなんだろうなという感じ。演奏が複雑で突飛な展開なんだけど美しくて、静かなようで轟音がしっかりと響いて、軽快ながらもしっかりとエモーショナルな感じ。

TTNGはどこで知ったんだったけ。何かでたまたま聴いて、いいなーと思って、Amazon Musicで「Animals」というアルバムをダウンロードしてよく聴いている。これは1st Albumで、国内盤は残響レコードから販売されていたみたい。残響レコードと言えばmudy on the 昨晩が所属しているらしい。なんか懐かしいな。mudy on the 昨晩もどこで聴いて知ったのか全然思い出せないけれど、たぶんインストにはまっていた頃にいろいろ派生して見つけて聴いていたんだと思う。

音楽をいろいろあさっていると、思わぬところであのバンドとこのバンドがつながったり、いろんなルーツを知れて楽しいもんだ。なんだかんだつながった結果行きつく場所は、お馴染みのものだったりするのも愉快なものだ。こういうループは少しずつずれながらも、結局同じような軌道を回り続けていくものなのかもな(意味がありそうであまり無い感想を述べてしまった)

2017年10月29日日曜日

BABYMETAL



BABYMETALが好きです。元気になりたい時は絶対聴く。

こんなかわいい女の子たちが、一糸乱れぬ完璧なダンスと歌を繰り広げるのがすごいし、相手が世界なのもすごいし、かわいい歌詞の一方で音楽がかっこ良すぎるし、バックバンドこと神バンドの演奏がすごすぎるし、一言でまとめるととにかくかっこいい。

中でも好きな曲のひとつが「ギミチョコ!!」。これは作曲が上田剛士氏なのだ。上田氏と言えば、THE MAD CAPSULE MARKETS。わたくし個人的に、高校受験の頃にハマっていたバンドのベーシスト。BABYMETALを好きになったきっかけもこのギミチョコという曲で、きっとTHE MAD CAPSULE MARKETSと通じる何かがあったからなのかしら。というのも、自分都合のこじつけやも知れぬが、まあそれはそれで良いとして、とにかくかっこいい曲だったから好きになったんだ。しかも上田氏が作曲だと後から知った時には、無性にうれしく感動したもんだ。



あとBABY METALでもうひとつ好きな曲、「Catch me if you can」。これはNARASAKI氏が作曲している。COALTAR OF THE DEEPERSというバンドのボーカル・ギターをやっていたようで、こちらは個人的にあまり詳しく知らないのだけど、のちに筋肉少女帯のボーカル大槻ケンヂと共にバンドをやっていたりするようだ。
最近では上田氏と同様、様々なアーティスト(アイドルやアニメも多い?)への楽曲提供もやっているようで、わたくしの好きなゲーム「ペルソナ4」にもNARASAKI氏が作曲した曲が登場しているようだった。

 

そんな感じで、BABYMETAL楽曲の背景にあるあれこれを派生して楽しむのも醍醐味で、まあそんな細かい知見などは置いておいてもとにかくかっこよくて最高です。次はいつがチャンスになるのかわからないけど、一度ライブに行ってみたいアーティストのひとつ。たまに会社でBABYMETALのTシャツ着てる人がいるけど、さいたまスーパーアリーナでライブ見たらしいんだよな。あーうらやましい。

最近ライブというもの自体を渇望しているところがある。生で演奏を見るということも、しばらくやっていない。YouTubeでいろいろ音楽を聴きながらライブ行きたい欲を高めては、結局出不精なまま平凡な日常に落ち込んでいくの繰り返しをどこかで脱しなければと思う。

東京夜景


金曜の夜、仕事の移動中。日本橋をタクシーの助手席に乗って走っていた。

助手席だとフロントガラスに広がる夜景がよく見える。しかも広がる景色は大都会、東京日本橋。普段はあまりタクシーに乗ることはなく、大都会の国道を車で走るということもそうそうないから、交差点で信号待ちをしていた時、フロントガラス全面に映る広々とした国道とその脇にある百貨店や路面店のキラキラとした様子に思わず見入ってしまった。こんな大都会の道路のど真ん中に停止して、ボーっと夜景を眺めていられるなんて。30秒くらいの間だっただろうか、そんな状況を妙に不思議に感じて、一瞬異世界にぶっ飛んだような、何かの映画を映画館で見ているかのような感覚がした。

東京暮らし、気が付けばもうすぐ10年目になろうとしている。東京に暮らしているとはいえ、日頃の行動範囲が限定されていて、商店街のある下町寄りの生活をしているから、たまに大都会の景色の中に足を踏み入れてみるといまだに高揚感を覚えるし、感動する。特に都会の夜景っていうのは、東京暮らしのいろんな人間のドラマが詰め込まれているような気がして、勝手にドラマチックな気分になったりする。
前にも、レンタカーで日帰り旅行をした帰り道、首都高から池袋とか新宿あたりの国道を走っていた時にも、ギラギラとした都会の夜景を眺めながらそんなことを思ったっけなあ。思わず車内で丸の内サディスティックを流しながら大合唱してしまったもんだ。

前にもブログに書いた気がするけど、サカナクションも夜の東京っていうイメージなんだよなあ。夜の東京はなんか切なくて良いですよね。