2015年11月22日日曜日

「東京」という名曲

「東京」というタイトルの曲には、名曲が多い。
これは特に珍しい指摘ではなくて、もはや今更感のある話かもしれない。

「東京 名曲」と検索すれば、インターネット上でも同テーマの記事がいくつも見つかる。

とはいえ、どうしても自分の口からも言わせてほしかった。
「東京」というタイトルの曲には、名曲が本当に多い。

ちょっとマイベスト東京ソングをピックアップさせてください。



2014年 きのこ帝国 「東京」
東京で出会った、近くて遠いところにいる誰かを思いながら聴きたい、
若く力強く、切ない東京ソング。




2009年 口ロロ 「Tokyo」
忙しなく電車を乗り降りしてるだけ、単調に思えた日々も、
ふと振り返ればいろんなことがあったし、大事なものに出会っていた気がする東京ソング。




1998年 くるり 「東京」
上京したらなんかうまくいかなくて、でもまあうまくいっている素振りをしてみて、
大事なことも忘れかけたけど、やっぱりちょっと前を向こうかなと思える東京ソング。


東京って、何かしらの夢を少なからず抱えながら出てくる場所で、
そういう人が自分以外にもたくさん出てきては去っていって、また新しくやって来るし、
いろんなものと忙しなく出会い別れていると、自ずと無数のドラマが出来上がっていく。
将来、仕事、恋愛など、東京に暮らす人が通ってきた物語の定型を絶妙に表現しているものが、
「東京」というタイトルの曲には多いと思う。

と、偉そうに書いたけど、現在進行形で東京に出てきて暮らしている自分としては、
これらの曲にひたすら共感し、心がシクシクとして物思いに耽ってしまうので、
客観的に見られていない状態ではあるのだけど。

かしこ。